「景品表示法」まとめ索引

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6つの法規制のうち、
●景品表示法のまとめ索引
を記載します。

詳細は、消費者庁:景品表示法を参照。

正式名称:不当景品類及び不当表示防止法 (S34:消費者庁、2019年1月7日時点内容)

不当景品表示法

いわゆるオープン懸賞に対置されるクローズド懸賞と通称されるもの。
商品・サービス・来店などの利用者に限られる懸賞で3区分ある。
懸賞とは、くじやじゃんけん等の特定行為の優劣の結果による

一般懸賞

●最高額
懸賞による取引金額5000円未満 取引価額の20倍
懸賞による取引金額5000円以上 10万円
●総額
懸賞に係る売上予想総額の2%

共同懸賞

地域、業界の事業者が共同して景品などを提供すること

●最高額
取引価額にかかわらず30万円
●総額
懸賞に係る売上予定総額の3%

総付景品

懸賞によらず、商品・サービスを利用したり、来店したりした人にもれなく景品類を提供すること。通称、べた付け。

取引金額1000円未満 景品類の最高額200円
取引金額1000円以上 景品類の最高額 取引価額の10分の2

絵合わせ(カード合わせ)の禁止

「二以上の種類の文字、絵、符合を表示した附票のうち、異なる種類の附票の特定の組み合わせを提示させる方法(いわゆる「カード合わせ」)」を用いた懸賞による景品類の提供を全面的に禁止。いわゆる、コンプガチャ。

業種別 特記事項

次の各業は
「業種別景品告示」がある。
①新聞業、②雑誌業、③不動産業、④医療用医薬品業、医療機器業及び衛生検査所業

「公正競争規約」を定める業種もある。

 

不当表示の禁止

優良誤認

商品やサービスなどの品質・企画・その他内容が不当である。
※不実証広告規制

有利誤認

商品やサービスの価格、その他取引条件が不当である。
※二重価格表示の禁止

その他誤認されるおそれがある表示の禁止

次の6つの事項に関して禁止
・無果汁の清涼飲料水等についての表示
・商品の原産国に関する不当な表示
・消費者信用の融資費用に関する不当な表示
・不動産のおとり広告に関する表示
・おとり広告に関する表示
・優良老人ホームに関する不当な表示

オープン懸賞(景表法範囲外)

広く告知し、購入や来店を条件とせず、郵便やメール等で申し込みをし、抽選で金品が提供される企画。上限額の定めはない。

 

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