「良い広告、悪い広告」2018年の広告を振り返る

雑記
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日経トレンディ 2018年ヒット商品ランキング

2018年ヒット商品ランキング 日経トレンディ選定ベスト30
平成最後の年、2018年のヒット商品・ブームは何だったか、なぜヒットしたのか……。日経トレンディが選定した毎年恒例のヒットランキング「ヒット商品ベスト30」完全版とその解説記事を、日経クロストレンドでお届けする。

売れ行き、新規性、影響力
という3つの指標で日経トレンディさんが選んだTOP3を抜粋します。

1位 安室奈美恵
2位 ドライブレコーダー
3位 ペットボトルコーヒー

では、この3つの広告を見てみましょう。

1位 安室奈美恵

平成の歌姫の引退。大きな話題となりました。

Googleさんで「安室奈美恵+引退」で検索してみると、いろいろな広告があったことに気づかされます。

1つは、応援広告、感謝を示す広告があります。
この広告の狙いは何でしょうね。
地元・沖縄の揺れる問題と関連して考えさせられます。

2つめに、メディアからの広告もみられます。
音楽という特性上、テレビ局を始めとするメディア企業の広告があります。
番組放映や、アルバムの販売など。

3つめに、掲載された広告自体に価値が出ています。
アルフォンス・ミュシャのような広告、
かつて広告の平地を切り開いた「百貨店の美人画」のような広告、
そのような位置づけになり得るでしょうか。

2位 ドライブレコーダー

煽り運転(危険運転致死)に大いに揺れ、ニュースでも報道されました。
東名高速での一件に関する判決は、今後のことを考えると意義あるものだと思います。
さて、「ドライブレコーダー」ですが、タクシーや長距離輸送といった車を使った仕事での必要性はありながらも、個人ユースでの必要性が昨年から高まった結果だと思います。

BCNの2018年上半期調査によると、
ドライブレコーダー市場のシェアトップ3はコムテック、ユピテル、JVCケンウッドとのこと。

・コムテック CM
・ユピテル ドライブレコーダー特設サイト
・JVCケンウッド ドライブレコーダー特設サイト

キレイな競合関係を描いていますね。王者コムテックは王者らしい王道の展開。JVCケンウッドは、元からの総合力を生かした展開。そして、シェア2位のユピテルが取った手法がシェア奪還の一手になるか見どころと思います。

3位 ペットボトルコーヒー

普段行くコンビニに、登場したペットボトルコーヒー。あっという間に、市場を席捲し、他のメーカーも追随してきました。コンビニにふらっと行くと、以下のラインナップが並んでました。

・サントリー Boss クラフト・ボス
・日本コカ・コーラ― ジョージア・ジャパンクラフトマン
・伊藤園 タリーズコーヒースムーズ

広告の面白味でいうと、サントリーが第二弾の「ブラウン」をリリースしたときにLINEとコラボしたものの、市場反応はどうだったかということ。
そういう意味でいうと、盛夏のお茶・水・スポーツドリンク・炭酸飲料という競合ひしめくコンビニ等の「棚」をどう占拠するかが、各社展開の鍵だったのでしょう。

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