広告実務者の裏技を紹介する。
「DAGMAR(ダグマー)」って何か?
改めてGoogle検索をかけると、日本版Wikipediaにはないみたい。
探し方が悪かったと思っておきます。
替わりに、英語版Wikiではすぐ見つかったので、そっちを引用しておきます。
https://en.wikipedia.org/wiki/DAGMAR_marketing
日本じゃあんまり定着してませんね(汗)
むしろ、自明すぎる故にスルーされていると考えましょう。
さて、広告といえばDAGMAR抜きに語れない。
DAGMARとは、著作の名前です。
1961年にアメリカで、Russel H. Colley氏がまとめた「Defining Advertising Goals for Measured Advertising Results」という著作の頭文字D.A.G.M.A.Rをとってダグマーと呼びます。本といえばいいのか、レポートと言えばいいのか、よくわかりませんので著作としておきましょう。
日本では、1998年の八巻俊雄氏訳によるSolomon Dutka版のDAGMARが新版として普及しています。日本でDAGMARといえば、コレ、という感じです。
さて、DAGMARという著作で述べられたことってなんでしょう。
タイトル通り「広告結果を図るために広告目標を定める」…?そうなの?
1950年から1960年のアメリカの広告界で何があったのか、どんな文脈があるからDAGMARが誕生したのか。DAGMARが出した結論と、それによる功罪は何か。
すこしだけ突っ込んでみていきたいと思います。