広告するときの裏技では、広告の効果と影響について、北村日出夫氏の論文を紹介し、カンタンに解説しました。
「広告の効果と影響」について関心はそれなりにあるみたいですが、エビデンスを挙げてキッチリ説明することは本当に少ないと思っています。
効果とは広告の送り手が定義した広告による変化であり
影響とは広告の受け手が定義した、効果以外の変化である。
ポイントは「誰が」決めるかというところですね。
想定しない影響を、
社会変化をみて広告の送り手が改めて「効果」として定義する。
科学的には議論の余地がありそうですが、
実務的にはありと考えます。
なぜなら、「大成功した結果を捉えて効果として定義する」というのが、広告実務者の一つの仕事として考えているからです。後付けと言われても、その通りで、結果としてよかったということです。
しかし、その影響に対しても大いなる責任を広告の送り手は担っていることを、どうか忘れたくないと考えます。