広告実務者の裏技を紹介するブログ。
広告効果シリーズ③ 広告効果≒広告目標設定の障害を紹介しました。
DAGMARが偉大なのは、目標設定さえすれば測定できる、と宣言したこと。目標になり得るフレームも紹介し、大きな基礎を作ってくれました。
ただ、売上などその上位にある目的との関係性をバッサリ切って、言外にしました。
実務者にとって一番悩ましい「売上向上と広告にどんな関係があるのか、具体的に定量で示せ」みたいな意地悪を受ける機会は多い。
まともに答えられません。こんな問題。
誰かがいった「広告の半分が無駄なのはわかっとる、問題はどっちが無駄かわからん!」という神話。100年たってもその答えは出ません。そしてその答えを社会は求めていないのでしょう。
この問題を素直に受けるなら、広告とそれ以外全ての活動をひっくるめて示すことになり、事業全体のROIを示すステージに移行します。
その上で、事業へのインプットを、どの方向性でいくかという上位の戦略レベルで仕事を仕掛けることができます。
しかし、どんなに問題に答えても、その答えにさえ納得しません。
なぜか。
ともかく結果に満足してないという状況です。